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弁理士の知的財産権4コマ漫画、受験対策!

世界初?の知財ネタ4コママンガと弁理士試験正攻法。
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管理人紹介

【きるびい】
学生時、平成1X年度弁理士試験合格。
主に試験方法論の記事を担当。

【ひいな】
某法律事務所勤務の法律事務です。
主に渉外、ブログデザイン、4コマ漫画を担当。

【ブログ名】 たちつてとっきょ
【URL】 http://patentblog.blog119.fc2.com/
【開設】 2007年10月10日

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弁理士とは

このサイトにいらしてる方は既にご存知ですよね。

弁理士法第四条

弁理士は、他人の求めに応じ、特許、実用新案、意匠若しくは商標
又は国際出願若しくは国際登録出願に関する特許庁における手続
及び特許、実用新案、意匠又は商標に関する異議申立て
又は裁定に関する経済産業大臣に対する手続についての代理
並びにこれらの手続に係る事項に関する鑑定その他の事務を行うことを業とする。

詳しくは、特許庁、日本弁理士会をご覧ください。

弁理士試験の現状

【変遷】

平成14年以前の弁理士試験は、相当に倍率の高いものだったようです。
最終合格率を高めることも困難だったのではないでしょうか。

現行試験は、昔と比べれば、倍率は下がっています。
合格自体は比較的簡単になってきているのでしょう。
しかし、純粋に問題の難易度だけを考えれば短答、論文、口述のいずれもが難化しています。

倍率が下がっているので、正しい手順で勉強すれば
早い段階で最終合格率を60%程度にまで上げることができます。
短期合格者が増加しているのはそのためでしょう。

最後にH20以降の新弁理士試験について。
いくつか変更点があると思いますが、短答試験合格者への短答試験免除が
最大のポイントになることは間違いないでしょう。

仮に最終合格者の人数が現行試験と変わらない場合、論文試験の倍率が上昇し
ますます運の要素が高まるのではないかと予想します。
現行試験に比べて、論文合格率を上げるのは困難になるでしょう。

【ざっくり】

現行の弁理士試験をざっくりとまとめると
・倍率は高くない
・問題の難易度は短答、論文、口述のいずれもが難化
・口述の倍率が上がってきている
あたりが特徴的でしょう。

当ブログの基本方針

当ブログでは以下の基本方針を貫いております。
人それぞれ方針があるとは思いますが、少なくとも(1)(2)については反論は少ないのではないでしょうか。

(1)条文を重視する
(2)判例は丸暗記する
(3)青本改正本審査基準を精読する
(4)上記以外には極力手を出さない

短答試験

ボーダーは以下のとおりです。

H14 40/60
H15 36/60
H16 39/60
H17 41/60
H18 37/60
H19 41/60

各自が、最低42点取れるような計画を立てるべきです。
ただ、四法の点数が低いようでは点数が安定しないのではないでしょうか。

短答は一度受かれば大丈夫、と思っている方も多いようです。
個人的には、模試でも本試でも50点前後を安定して取れる人でなければ、
短答試験を余裕で突破する実力とは言えないと思います。

毎年試験終了後に「条文さえきちんと押さえておけば」と後悔する方が多いのではないでしょうか。
僕も「この条文さえきちんと覚えておけば・・・」と悔やんだ問題がありました。
重要度は「条文>>青本改正本>その他」と考えてよいでしょう。
特に、短答に一度合格している方であれば、なおさら条文の比率を上げていいと思います。

追記(07/10/13)

私は早稲田の基礎講座を倍速で受講しました(ビデオ講座でした)が、
基礎講座終了時点では過去問の解説をすらすらと理解できるレベルに至っておりませんでした。
過去問と青本を交互にして進めようとも考えたのですが、非常に進むのが遅く、直ぐに止めました。
結局、青本を軽く一読してから過去問と青本を交互に進めていくことになったと記憶しております。

上記方法を薦めるわけではありません。原因は私の理解力不足にあったのかもしれません。
またあれから数年経ち、各予備校の基礎講座が現在の弁理士短答試験を考慮したものになっているかもしれませんし、
LECや代々木の基礎講座はそもそも当時から短答試験に十分な内容を押さえていたかもしれません。

ただ、青本を一読すれば過去問の解答がすばやく理解できるようになることは確かです。
その他、解答の根拠を「基礎講座で習った」として納得するよりも
「青本に書いてあった」として納得したほうが安心するのではないか、というのが個人的な意見です。
受験生後半になれば実感すると思うのですが、特許庁サイドの出版物(詳しくは本の紹介を見てください)
には他には無い安心感があります。
口述対策としても、青本や改正本に直接目を通すことは大切なことです。

論文試験

【論文試験の性質】

運の要素が大きい試験です。


論文試験は、テンプレートの存在しない文章を書き、その文章を他人に評価してもらう試験です。
(一応公表論点はありますけどね)
上記から必然的に導かれるのは、確度が、大学受験に比べてとても低いことです。
弁理士受験が一般的に長期に及ぶのは、これが原因だと考えます。
最終合格率90%なんて状況は、おそらく無いでしょう。
(各予備校、ゼミでトップを張っている人がぽろぽろ落ちるのも、これが原因と思います)

次に検討すべきなのは、点数の付け方です。
合格答案の大部分は、60点びったしだと予想します。
これは、A○○という落ち方をしている人が結構居るからです。
一科目失敗すると、なかなか厳しい。このあたりも、弁理士受験を長期化させる原因になりそうです。

某予備校では、特実の採点者と意商の採点者の違いに着目した指導をなさっていました。
特実は当り障りの無い答案が良いようです。
調子に乗って民法の話を展開すると、粗捜しされて苦しくなりますよ。


【どこに配点があるのか】

(1)
まずは条文です。
条文を挙げない答案は本当に理解しているのか心配になります。
とにかく条文を挙げましょう。

(2)
次にあてはめです。
あてはめに配点があります。
例をあげましょう。

発明特定事項ABCDからなる特許発明イがあり、
発明特定事項ABCD'からなる製品を製造販売している問題にしましょう。

均等を持ち出すときに、
「置き換えられた部分が特許発明において本質的な部分でなく、・・・の場合には、技術的範囲に含まれる」
とだけ書いた答案は、印象が悪いです。

「置き換えられた部分すなわちDが特許発明イにおいて本質的な部分でなく、・・・の場合には、技術的範囲に含まれる」
としましょう。

【判例】

判例は丸暗記、丸写しが基本です。

丸暗記、丸写しと言うと毛嫌いする方も多いと思いますが、
実は短答合格発表後の答練でも判例が書けていない答案が多いのです。
論文本試でも、判例をきちんと書けた時点で上半分には入るでしょう。
というわけで、ここで判例の重要性を強調します。
判例は、丸暗記、丸写ししましょう。

くどいようですが、大半の受験生が基本と思っている判例でも何故か書けないものです。
多くは、「AND条件」の片方が落ちるケースです。
例を挙げましょう。

特79条「実施の準備」基本中の基本なのに意外と書けてません。

×「実施の準備とは、即時実施の意図があった場合をいう」
◎「実施の準備とは、即時実施の意図があり、かつそれが客観的に認識できる態様である場合をいう」

特79条「発明の範囲」に至っては、判例があることを知らないと思われる答案も多いです。
判例の勉強は、とにかく判決文を丸暗記することです。
口頭ですらすら言えないようではだめです。
答練後に友人と行く食事の席で判例がすらすら言えれば完璧です。

【文章形式】(追記 07/10/17)

以前、どのような文章形式、文面に仕上げれば良いのかという質問を受けたことがあります。
論文模試の模範解答の文章形式も、予備校によって、さらには講座によってまちまちです。
上記のような質問が出てくるのも当然ですね。

僕自身は、あまり文章形式に拘りませんでした。
条文を明示し、あてはめを明示し、結論を明示すればそれで十分だと思います。
どんな文章を書けばよいのかわからない、どうしても法律論文のお手本が欲しい、ということでしたら「スタートライン債権法」の中にある例題の模範解答をお勧めします。
著者の先生は司法試験の試験監督をなさっている有名な先生です。
読めばわかると思いますが、あまり文章形式に拘る必要が無いということです。

口述試験

H18年度の受験生であれば既に意識されていると思いますが、
口述試験は、短答試験、論文試験と比べても決して簡単な試験ではありません。

再現を読んで「簡単だなぁ」と思う方がいると思いますが、 (僕も基礎講座が終わった段階で再現を読んだときにそう感じました)
試しに特意商のセットを数回分、実際に人とやってみてください。
すらすら言うのは、本当に難しいものだと実感するはずです。

対策は、またまたお決まりの台詞になりますが、 「条文青本改正本審査基準判例」を少しでも多く暗記することです。

受験時代、一度は名前を耳にするであろう本のリスト。
分類は、気分です。

【特許庁サイドの出版物等】

工業所有権法逐条解説(青本)

通称「青本」。
H11改正以降の改正、具体的にはH14改正、H15改正、H16改正、H17改正が反映されていません。
しかし、全ての条文に関する特許庁の公式見解が示されている唯一の本で、必読です。
近年の短期合格者による合格体験記には「青本は不要」と書かれていることも多く、持っていない受験生も多数いますが、それに関しては別項で検討します。

産業財産権法の解説―平成14年改正(H14改正本)
産業財産権法の解説―平成15年特許法等の一部改正(H15改正本)
産業財産権法の解説―平成16年特許法等の一部改正(H16改正本)
平成16年改正 裁判所法等を改正する法律の解説(H16裁判所法改正本)
平成17年商標法の一部改正 産業財産権法の解説(H17改正本)
平成18年意匠法の一部改正 産業財産権法の解説(H18改正本)

通称「HXX改正本」。H16改正本が2冊あることに注意。
上記青本が反映していない改正部分については、こちらを読む必要があります。
なお、これらについても改正部分について特許庁の公式見解が示されている唯一の本で、当然必読です。

■特許・実用新案審査基準
■意匠審査基準
■商標審査基準

それぞれの法域において特許庁がどのような審査をしているか多少の具体例も交えて説明してあります。これも必読です。

実例で見る商標審査基準の解説(工藤)

上記商標審査基準を、より細かく解説した本です。これも審査基準と併せて読みましょう。必読です。
ただし、4条1項11号をはじめとした具体的な類否判断が弁理士試験に出題される可能性は稀ですので、そのあたりは飛ばしても良いのではないでしょうか。

工業所有権法の解説 平成6・8・10・11年改正/発明協会

H6改正、H8改正、H10改正、H11改正は上記青本にも反映されています。しかし、青本は逐条です。
本書のように同時に改正された部分だけを順に眺めることによって、より理解が深まります。
もう一点、重要度が低いとして(?)青本に反映させる際に削除された記載を読むことが出来ます。
(なんで誤記の訂正が当初明細書の範囲で認められるのか、青本を読んでもわかりませんよね)

できれば読んでおきたい本ですが、必読ではありません。
理由は、本書のみに記載された部分の出題であれば、相当数の受験生が答えられないと予想されるからです。

【四法基本書】

注解 特許法〈上巻〉
注解 特許法〈下巻〉
注解 商標法〈上巻〉
注解 商標法〈下巻〉

特許法概説 (吉藤)
工業所有権法〈上〉(中山)
標準特許法(高林)
意匠(高田)
意匠法概説(斎藤)
意匠法コンメンタール
商標(網野)
商標法概説(小野)
商標法(平尾)
商標法概説(田村)

論文答練で聞いたことの無い論点が出題された場合は、中山あたりが参考になります。
ただ、通読する必要は無いのではないでしょうか。

何か一冊読むのであれば、薄めの高林がオススメです。

【判例に関する本】

個人的には、判決文をそのまま読むのが良いと考えます。
ただ、意匠法の基本書が古くなってしまっているので、侵害要論の意匠は一度読んでみるのがよいかもしれません。
商標教室は、巨峰事件やしょうざん事件、大森林事件の対比がわかりやすくかかれてあり、オススメです。

特許判例百選(百選)
知的財産関係訴訟法 新・裁判実務大系(牧野)
知的財産権侵害要論(竹田)
特許判例ガイド(田村)
弁理士試験代々木塾式・判例セレクト知的財産法(セレクト)
弁理士試験代々木塾式・判例セレクト知的財産法〈2〉(セレクト2)
知的財産法基本判例ガイド(朝倉)
知的財産法判例集(ユウヒカク)
商標教室(基礎篇)
商標教室 判例研究編
商標教室 判例研究編2

【条約に関する本】

図解 パリ条約
図解 特許協力条約
図解TRIPS協定
図解 マドリッドプロトコル

薄いので気持ちよく読めます。
条約の勉強はこれで十分かもしれません。

特許関係条約(橋本)
パリ条約講話―TRIPS協定の解説を含む(後藤)
特許協力条約逐条解説(ぴーちく)
■注解パリ条約(ボーデン)
■逐条解説 TRIPS協定(小島) 注:日本機械輸出組合から購入可

H14からH19までは、ここまで条約に力を入れる必要が無かったと思います。

逐条解説不正競争防止法 平成18年改正版 (2006)
要説 不正競争防止法(山本)
知的財産権侵害要論 (不正競業編)

逐条解説だけで十分です。

著作権法逐条講義(加戸)
詳解著作権法(作花)
著作権法 基礎と応用(作花)
実務者のための著作権ハンドブック
著作権法概説(半田)

どれか一冊で十分でしょう。

論文合格率

文章を他人に採点してもらう、という論文試験の性質上、8割程度が限界だと考えます。
一年に一回しか行われない以上、出来る限り8割に近づけるような勉強方法を採用すべきでしょう。
合格年数の期待値を良くするには(平均して早く合格するためには)、これしかないのですから。

追記(07/10/21)

弁理士試験において運が一要素であるとしたサイトは稀だと思いますが、
試験形式から考えても当然ではないでしょうか。

運が大きいからこそ、条文青本改正本審査基準レベルで穴があってはいけないのです。
「運以外は完璧」を目指しましょう。

合格体験記

合格体験記を読むときに注意することが2つあります。
大学受験でも同じことが言われていますが、これらは文面に表れないため要注意です。

(1)合格者の地頭
(2)受験時点での最終合格率

説明するまでもありませんね。
これらを把握しなければ、合格体験記は害にしかなりません。
僕自身は、超天才だと思われる方の合格体験記は一回軽く読んだ程度です。
最終合格率がそれほど高くないと思われる方の合格体験記も同様です。

地頭?そんなの関係ないよ。というご意見もあることと思います。
しかし、受験専業でなくして勉強半年、短答9割5分という人間をみても、そう言えるでしょうか。

おまえの時頭はどうなんだよ?おまえの受験時点での最終合格率こそどうなんだよ?というご意見もあることと思います。
これに関しては、明確な証拠があるわけでもなく、反論できません。
ご自身で判断してください。
一回軽く読むだけでも、何かのお役に立てればと思います。

青本、改正本、審査基準

上記の本について、短期合格者の体験記には大きく分けて3つの意見があるように思います。
(1)持っていない
(2)辞書として用いた、一部分だけ読んだ
(3)ほぼ全文読み込んだ

(1)は、重要部分は予備校のテキストで引用されているので不要という主張が目立ちます。
(2)は、重要部分だけは一応上記の本を読んでおこうという姿勢なのだろうと予想できます。
(3)は、特許庁の公式な本として上記の本は全部読むべきだという主張が多いです。

************************************************************************

以下、自分の考えです。
(1)(2)であっても、最終合格確率はそれなりに有ると思います。
これは短期合格者の合格体験記からも正しいと言えるでしょう。

しかし、H14以降、短期合格者が増えたことによって
(1)(2)の記載が目立つだけということはないのでしょうか。

(3)は時間がかかるものの、極めてしまえば(1)(2)よりも
最終合格率を上げることが出来ると考えております。
条文の理解が重要視されている現在の弁理士試験において、
これらの本は、条文の理解をより完璧なものにしてくれるからです。

確かに、800時間未満の短期決戦なら(1)(2)に分があるかもしれません。
しかし、どんなに勉強しても(1)(2)の最終合格率は6割程度だと思います。
条文レベルの知識に穴が残るからです。

(3)は、800時間では苦しいかもしれません。
しかし、1500時間がっちり勉強すれば最終合格率は8割程度に達するはずです。
条文レベルの穴はほとんど無くなるはずですからね。

一長一短です。

青本、改正本、審査基準以外の本

吉藤、中山、高田、斎藤、網野、田村、牧野、・・・
これらの本がどの程度最終合格率を上げるか、気になるところですよね。

H14以降、これらが決定打となった本試論文問題は未だないと記憶しております。
結論は出せませんが、今のところ最終合格率への影響は小さいと考えます。
少なくとも、青本等より効果的だという意見は無いでしょう。

追記(07/10/21)

特許法の理解に民法の本を薦める先生もいるそうですが、不要だと考えます。
ただし「法律学小事典」等の法律用語集は、回りに質問をする先生が居ない方にとっては強力でしょう。
僕はわからない用語についてすべて有斐閣「法律学小事典」を参考にしていました。

勉強する環境

独学にも利点はありますが、「上手く」予備校を利用すべきだと思います。
自分で予備校に任せた方がいいと判断した部分については、任せた方が得でしょう。
個人的には、基礎講座と、論文全文書きを行う講座については受講を勧めます。

**************************************************************************

大学受験との比較をすることによって、予備校の必要性を検討してみます。

大学受験では、予備校不要論(主に荒川先生の著書で目立ちますね)もそれなりの妥当性があると思いますが、
弁理士受験にとっては、ある程度予備校が必要なのではないでしょうか。

理由ですが、

(1)基礎講座

大学受験の試験科目である数学等は、基本的には小学校から勉強しています。
そのため、高校三年生までには各科目のおおざっぱな感覚を持ち合わせているはずです。
しかしながら、弁理士受験における試験科目は「法律」です。
これは法学部出身者を除けば、皆がゼロからのスタートということになります。
この状況においては、「4法を一通り回す」必要があるこの試験のとっかかりとしては、
独学でなんとかするより、基礎講座に通った方が早いのではないでしょうか。

(2)論文答練、論文模試

大学受験では、基本的には答えとなる一行が書いてあれば正解になり、配点されている点数すべてが貰えます。
これに対して、弁理士試験の山である論文試験は、文章を他人に採点してもらうものです。これは、自己採点が難しいです。
さらに、論文試験では、短答試験以上に相対的な出来具合が合否を分けます。
そのため、各予備校の論文答練、論文模試を通して、相対的な実力を把握する必要があります。
(こう言うと、代々木塾のように得点調整を行っている予備校しか意味が無いことになってしまうのですが)

他、弁理士試験用の問題集が殆ど無いことも、理由の一つになるでしょう。

特許法

特実意商全ての基本となるのは特許法です。
条文を中心に、丁寧に勉強しましょう。

特実に特徴的な問題として、発明特定事項が問題文に明示してある問題があります。
基礎講座終了直後では、なかなか理解できない部分だと思いますので、
ここに簡単に解説します。

発明特定事項ABCDからなる発明イがクレームにあるとしましょう。

発明特定事項ABCDEからなる発明への補正は「減縮」
発明特定事項ABCdからなる発明への補正も「減縮」
ただし、発明特定事項ABCdからなる発明への補正は「限定的減縮」になりうる

(限定的減縮を条文の言葉で説明できない人がかなり居ます)

発明特定事項ABCDからなる特許発明イがあるとしましょう。

発明特定事項ABCDからなる製品の実施は「文言侵害」
発明特定事項ABCDEからなる製品の実施も「文言侵害」
発明特定事項ABCD'からなる製品の実施は「均等侵害」
発明特定事項ABCからなる製品の実施は「間接侵害」

発明特定事項ABCDEからなる特許発明ロの実施は「利用」

AND条件とOR条件

【特65条の再警告】
直前明細書の範囲内の減縮補正(かつ)補正の前後を通じて→再警告不要
AND条件です。両者共にあてはめが必要です。

【特79条の実施の準備】
即時実施の意図があり(かつ)客観的に認識できる態様
これもAND条件です。
あてはめをする、というよりは無理矢理あてはめるといった感じで書くのがよいでしょう。

追記(071021)

【条文】
条文でもANDの構成をしている部分が多々あります。
17条の2は典型ですね。
短答試験では意識している方が多いと思いますが、論文試験ではどうでしょうか。
論文試験では、文面でANDであることを強調するのが良いと思います。
「かつ」を明示しましょう。

進歩性の文末

断言しない書き方が良いのではないでしょうか。
「・・・寄せ集めであるという論理付けが可能として進歩性欠如により拒絶される可能性が極めて高い」
あたりが無難ですね。

追記(07/10/21)

具体的な記載のある事例問題において、五分五分で結論付ける書き方はあまり印象が良くないだろうと思っています。
とにかく、可能性の高そうな方を優先して書くべきです。
上記で言えば、
「・・・寄せ集めであるという論理付けが可能であれば進歩性欠如により拒絶される。
また、寄せ集めであるという論理付けが不可能であれば進歩性を具備し、登録となる」
のような書き方は印象が良くないということです。
事例問題においては、事例を生かした答案に仕上げる必要があります。
また別項で検討します。

優先審査

×「優先審査の請求をするべきである」
◎「優先審査を受けられるよう、事情説明書を提出するべきである」

条文に「・・・請求することができる」と書いてありませんよね。
論文試験においても、条文は精読しておく必要があります。

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弁理士 知財4コマ漫画

 知的財産権をテーマにした4コマ漫画です。
 息抜きにどうぞ。


原作:きるびい  作画:ひいな

#1  マンネリ
#2  貴金属
#3  審査の進め方
#4  有利な効果
#5  補正不可
#6  ケイバイ
#7  優先権
#8  遡及できない
#9  先願主義
#10  求意見
#11  部分意匠

(この作品はフィクションです。実在の人物・団体などとは一切関係ありません)
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